ホーム 》 チョウのくらし 》 ギフチョウのいる風景
ギフチョウのいる風景 ※写真で見るくらし※
ギフチョウはアゲハチョウ科に属します。ウスバシロチョウと同じように原始的なアゲハチョウのなかまと考えられています。年に一度、春にだけ成虫が見られます。春に孵化した幼虫は成長し、蛹になり、そのまま翌春まで過ごします。春の女神と呼ばれます。ウマノスズクサ科のカンアオイのなかまの植物を食草とていますが地域により特有のカンアオイのなかまを食べています。午前中はゆったりと飛翔します。 分布は局地的ですが生息地では数が見られます。里山の環境に合わせて生きている昆虫です。 ギフチョウの生態を写真でご覧ください。
ギフチョウがオオイヌノフグリで吸蜜していました。まだ、羽化してさほど日数がたっていないようです。
上下の写真をクリックすると大きな画像で見ることができます。
松本 勝さんから大和葛城山のギフチョウの写真が届きました。大和葛城は大阪府と奈良県の境のため、大阪府のギフチョウなのか、奈良県のギフチョウなのかは判断できません。ひとまず、奈良県側から登っているので奈良県としています。大阪府では自然の状態でギフチョウの見れる場所が少なくなりました。
ギフチョウのオスがしきりに飛んでいました。地面にとまることが多いのですが、葉や花のつぼみにもとまりました。