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 ギフチョウのいる風景 ※写真で見るくらし※

 

ギフチョウの吸蜜の写真:スミレ
2007年4月21日…兵庫県宝塚市

 ギフチョウはアゲハチョウ科に属します。ウスバシロチョウと同じように原始的なアゲハチョウのなかまと考えられています。年に一度、春にだけ成虫が見られます。春に孵化した幼虫は成長し、蛹になり、そのまま翌春まで過ごします。春の女神と呼ばれます。ウマノスズクサ科のカンアオイのなかまの植物を食草とていますが地域により特有のカンアオイのなかまを食べています。午前中はゆったりと飛翔します。
 分布は局地的ですが生息地では数が見られます。里山の環境に合わせて生きている昆虫です。
 ギフチョウの生態を写真でご覧ください。

吸蜜産卵休息・日向ぼっこ卵から幼虫へ

オオイヌノフグリで吸蜜するギフチョウ
2012年4月16日…兵庫県宝塚市

 ギフチョウがオオイヌノフグリで吸蜜していました。まだ、羽化してさほど日数がたっていないようです。

 上下の写真をクリックすると大きな画像で見ることができます。

オオイヌノフグリで吸蜜するギフチョウ

大和葛城のギフチョウ
2012年4月18日…奈良県大和葛城山 Photo by M.Mat.

 松本 勝さんから大和葛城山のギフチョウの写真が届きました。大和葛城は大阪府と奈良県の境のため、大阪府のギフチョウなのか、奈良県のギフチョウなのかは判断できません。ひとまず、奈良県側から登っているので奈良県としています。大阪府では自然の状態でギフチョウの見れる場所が少なくなりました。

大和葛城のギフチョウ

大和葛城のギフチョウ

休息するギフチョウのオス
2013年4月14日…兵庫県宝塚市

 ギフチョウのオスがしきりに飛んでいました。地面にとまることが多いのですが、葉や花のつぼみにもとまりました。

休息するギフチョウのオス

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