ホーム 》 チョウのくらし 》 ウラジロミドリシジミ
北摂地域の低い山地性ゼフィルスの代表的なチョウです。幼虫はナラガシワの葉を食べ、梅雨のころにだけ成虫が見られます。地域によってウラジロミドリシジミなどはトラストで保護されています。許可を得た調査をのぞきその場所で採集を行うと逮捕されます。北摂地域では大阪府豊能郡能勢町と兵庫県川辺郡猪名川町の境にある三草山が有名な生息地です。以前は大阪府箕面市止々呂美ではふつうに見られたミドリシジミですがオオミドリシジミなどとともに開発により姿を消しました。
ほかのミドリシジミのオスの翅は緑色に光りますが、ウラジロミドリシジミは青っぽく光ります。
一般の観察会での説明用に一時保管されたウラジロミドリシジミです。下の写真はメスです。
ナラガシワをたたくと5ひき以上のウラナミアカシジミが飛びました。まだこのような場所が残っているのだとしきりに感心していました。