ミシシッピアカミミガメ

 

ミシシッピアカミミガメの写真
2011年4月14日…大阪府池田市五月丘

若いミシシッピアカミミガメ

 

 職場の小さな池には多くのミシシッピアカミミガメがいます。数えると10ぴきはいました。

 ミシシッピアカミミガメは「ミドリガメ」として以前はペットショップで売られていました。小さいときにはきれいでかわいいのですが、大きくなると日本にいたカメよりも凶暴です。大きなミシシッピアカミミガメにかみつかれると指の皮がはがれてしまったこともありました。また、雑菌も多く、衛生面でもサルモネラ菌などに対する配慮が必要です。

 アメリカ合衆国原産で目の後ろの部分に赤い色の模様があるのが特徴です。

 よく見るといろいろな模様のものが見られます。小さいときは緑色です。成長によって黄緑色の線が変化しているようです。

成長によって模様が違うミシシッピアカミミガメ

河川敷を歩いていたミドリガメ
2007年5月18日…大阪府池田市神田

 2007年5月18日、社会見学で猪名川の河川敷を歩いていると子どもがミドリガメを見つけました。大きなミシシッピアカミミガメはよく見ますが、ミドリガメはそれほど見ることがありません。この時期にちょうどミドリガメの状態が見られるようです。

ミドリガメの死骸
2011年4月24日…大阪府池田市神田

 いつごろミシシッピアカミミガメの子どもが孵化するのか気になっていました。2007年は5月にミドリガメを見ました。生きてはいませんでしたが4月24日にミドリガメの死骸がありました。4月から5月に孵化するようです。

早春のミシシッピアカミミガメ
2010年2月14日…大阪府池田市神田

 2010年2月14日、ミシシッピアカミミガメが姿を見せていました。猪名川の河川敷です。北摂地域では2月の中旬に冬眠から目覚めるようです。

まだいたミシシッピアカミミガメ
2011年11月14日…大阪府池田市伏尾町

 11月中旬、池を見ているとミシシッピアカミミガメの頭部が見えました。まだ暖かい日には姿が見られました。

7ひきのミシシッピアカミミガメ
2012年11月18日…大阪府池田市神田

 かに籠を上げました。モクズガニは2ひきしか入っていないのに、ミシシッピアカミミガメは7ひきも入っていました。餌にはサンマを入れました。

たくさんのミシシッピアカミミガメ
2013年5月6日…大阪府池田市桃園

 猪名川にわんどのようなものがつくられています。そこにミシシッピアカミミガメがたくさんいます。20ぴきは数えましたが途中でやめました。猪名川の新しい風物詩です。

 しかし、当然のことながら大雨でこの場所はなくなりました。そうなるのは誰でもわかると思うのですが。

 
  ミシシッピアカミミガメの写真
2018年12月17日…大阪府池田市室町
   鳥を見ているとコンクリートの上にミシシッピアカミミガメがいました。12月中旬に見るのは初めてです。
  ミシシッピアカミミガメの写真
2018年12月17日…大阪府池田市ダイハツ町
   ところが川を下っていくとまたミシシッピアカミミガメがいました。けっこう暖かい日には見られるのかもしれません。
  12月のミシシッピアカミミガメの写真
2018年12月24日…大阪府池田市神田
   まだミシシッピアカミミガメが甲羅干しをしていました。もうすぐ大きな寒波が来るのでこの冬最後の光景になるとは思いますが。