猪名川流域の鳥

スズメ

(ハタオリドリ科)


 1年中見ることができる。

2006年12月からの記録

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スズメの写真
2007年1月3日…大阪府池田市

集団で餌をとるスズメ
2006年12月10日…大阪府池田市

 河川敷のセイバンモロコシなどの周囲に集まるスズメの群れ。

 特に冬、多数が集まり群れで行動します。写真は餌を食べているところです。

枯れ草にとまるスズメの群れ
2006年12月16日…大阪府池田市

町の中のスズメのねくら
2007年1月10日…大阪府池田市

 阪急池田駅の近くにある街路樹には、冬になるとスズメが集まって来ます。ねぐらになっているのだと思います。

 けっこう人通りのある、街灯の明かりのある場所ですがこのような場所が外敵に襲われないない安心できる場所なのかも知れません。

 スズメが道にとび出してきました。口に青虫をくわえています。

 スズメは植物なども食べますが昆虫も食べます。雛を育てるときの餌は主にむしです。

 くわえているのはゴマダラチョウの幼虫のようです。青虫でもゴマダラチョウは、ちょっと贅沢(ぜいたく)かと思いますが…。

ゴマダラチョウ?の幼虫をくわえたスズメ
2007年4月27日…大阪府池田市

巣立ったばかりのスズメ
2007年5月12日…大阪府池田市

 スズメが騒がしく鳴いていました。少しふだんと違う声がします。

 下のスズメが上のスズメに餌を与えました。後から写真で確かめました。やはり上のスズメのくちばしが黄色でした。スズメの巣立ちの時期です。

 スズメの雛が届けられていました。くちばしは黄色です。しかし、羽などは十分はえそろっています。

 このようなスズメが飛べずにいたらそのままにしておいてください。飛べなくても近くに親鳥がいて餌を運び、すぐに飛べるようになります。

 この鳥は元の場所に返しておきました。親鳥の声が聞こえていました。

スズメ…巣立ちのころ
2007年6月4日…大阪府池田市

ケラ?をくわえたスズメ
2007年7月26日…兵庫県伊丹市

 スズメがケラのようなものをくわえていました。この時期に見られる昆虫で、色や足の長さ、腹部の丸みなどからほぼケラと考えていいと思います。

コスモスの実を食べるスズメ
2007年11月17日…大阪府池田市

 猪名川河川敷のコスモス畑もコスモスの実が目立つようになってきました。10羽以上のスズメがコスモス畑に止まっています。見るとコスモスの実を食べていました。

ソメイヨシノの下に落ちた花
2008年3月30日…大阪府池田市

 春、三月。ソメイヨシノの花がそろそろ五分咲きになったかと思うころ、もう花が地面に落ちています。

 ずっと花を落としているのはヒヨドリとスズメだと思っていました。もともとメジロは蜜を吸うのが上手だから正面から吸っていると思っていました。しかし、よく観察をするとヒヨドリは花の正面から嘴を黄色にして蜜を吸っています。正面から吸わないのはスズメです。下の写真のスズメは花をくわえています。観察している限りでは、スズメは花の正面に顔を向けることはありませんでした。

ソメイヨシノの盗蜜をするスズメ
2008年3月29日…大阪府池田市

ソメイヨシノの花をくわえるスズメ
2010年4月3日…大阪府池田市

 以前の写真ではスズメがソメイヨシノの花をくわえているのが微妙でしたので、もう一度しっかりくわえている写真を撮り直しました。

ソメイヨシノの花をちぎるスズメ

たくさんの落ちたソメイヨシノの花
2011年4月6日…大阪府池田市

 ソメイヨシノがほぼ満開になりました。木の周囲に数100のソメイヨシノの花が落ちていました。木ではしきりにスズメが鳴いていました。よくこれだけ落としたものです。

巣材を運び込むスズメ
2008年4月4日…大阪府池田市

 昨日、スズメがケーブルに巻いてある筒状のものに入っていきました。巣作りかも知れません。今日見ると巣の材料を嘴にくわえていました。(写真左)

 猪名川河川敷に行くとスズメが材料を集めていました。セイタカヨシと思われます。(写真下)

巣材を集めるスズメ

巣材を運ぶスズメ
2010年4月3日…大阪府池田市

 2008年に。「スズメの巣作りの場所も変わってきたものだ。」と感じましたが、電柱のこんな場所もスズメの巣作りの場所に使われていました。

弁当のご飯を食べるスズメ
2008年5月8日…広島市

 2008年5月8日、広島平和公園のスズメです。

 弁当のご飯を投げてもらって食べていました。水鳥に餌をあたえている場面でもスズメが見られます。左の写真はコンパクトデジカメで撮影できるくらいでしたから、距離が1mもありません。

 周囲の状況などで、「鳥のいやな距離」は結構変わるようです。

 スズメが巣を作っていた場所に行くと声がしません。しばらく見ていましたが親鳥も戻ってきません。猪名川の河川敷に行きました。3羽のスズメの雛(若鳥)がいました。

スズメの雛
2008年5月11日…大阪府池田市

 猪名川河川敷を歩いているとたくさんのスズメの雛(若鳥)に出会います。もう自分でも餌を食べているようなのですが、まだ、親鳥に餌をねだっています。(写真…左)羽を少し開き気味にして下げているのが、「餌ちょうだい。」のポーズです。

親鳥に餌をもらう巣立ち後のスズメの雛(若鳥)
2008年5月25日…大阪府池田市

雛にアブラゼミを与えるスズメ
2008年8月4日…大阪府池田市

 スズメがアブラゼミをつついていました。自分が食べるのかな、と見ていると雛がやってきました。夏にはアブラゼミもスズメの雛の餌になるようです。

スズメの砂浴び
2008年8月31日…兵庫県宝塚市

 スズメが砂浴びをしていました。ふだんは公園の砂場や河川敷の砂が集まった場所でよく見ます。写真は、植木の下の比較的新しい用土でやっていました。

青虫を食べるスズメ
2008年9月28日…大阪府池田市

 秋、スズメはイネを食べる害鳥とされます。

 しかし、けっこう秋にも青虫などを食べているようです。

ケムシをつかまえたスズメ
2010年9月25日…大阪府池田市

 この日もスズメが毛虫をつかまえていました。大きくて運びにくそうでした。毛虫はモンクロシャチホコのようにも思えます。

枯れ葉で暖をとるスズメ
2010年2月6日…大阪府箕面市

 朝から昼過ぎまで小雪がちらつく寒い一日でした。歩いているとスズメが低い木の枝に止まりました。少し離れると下に下りました。それを繰り返していました。人が来ると枝に飛び移ります。よく見ると地面に降りたスズメは体の下半分を枯れ葉にうずめていました。ちょうど太陽の光が当たる場所です。スズメが枯れ葉と太陽の光で暖をとって寒さをしのいでいるのでした。生きるのにも工夫がいるようです。ただし、雪などの積もる地域ではできないでしょうね。

チョウゲンボウに捕まったスズメ
2011年10月31日…大阪府池田市

 スズメがほかの動物に襲われているところを見る機会はあまりありません。しかし、チョウゲンボウがいるとどこの地域でもスズメは餌食になるようです。

スズメの水浴び
2013年5月6日…大阪府池田市

 スズメはよく砂浴びをします。今日は水浴びをしていました。

 
  スズメの写真
2018年12月11日…大阪府池田市
 
  集まったスズメの群れの写真
2018年12月12日…大阪府池田市
   町の中であまりスズメを多くは見なくなったといわれるようになりました。それでも河川敷ではよく群れが見られます。かわいいのですぐに撮ってしまいます。(2018年記)
 
  スズメの写真
2018年12月14日…大阪府池田市
   スズメがたくさんいました。また写真を撮っていました。
 
  好調を食べるスズメの写真
2020年5月17日…大阪府池田市
   スズメが甲虫を食べていました。甲虫の種類は写真からはわかりませんでした。