猪名川流域の鳥

ツグミ

(ツグミ科)


 越冬期に見ることができる。

2006年12月からの記録

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ツグミの写真
2007年1月20日…大阪府池田市

柿の実を食べるツグミ
2007年1月3日…大阪府池田市

 町の中の庭先にある柿の木の実が熟しました。ツグミがやってきてついばんでいました。

木の実に来たツグミ
2007年1月28日…大阪府池田市

 ツグミが木の実を食べています。

 硬い木の実も丸のみです。

木の実を食べるツグミ

ツグミの得意の姿勢です。
2007年4月19日…大阪府池田市

 4月、まだツグミの姿がよく見られます。

 ミミズを食べようとしているものがいました。写真はピンぼけでした。

ツグミがミミズを食べています。

ミミズを食べるツグミ
2009年2月8日…大阪府池田市

 ツグミがミミズを食べていました。前回はピンぼけでしたが、今回はきっちり写ってくれました。しかし、どうして土の中のミミズを見つけられるのか不思議です。

異常に少なかったツグミ
2012年2月12日…大阪府池田市

 2012年2月12日、大阪府池田市で水辺の鳥の一斉調査を行いました。この冬はカモ類をのぞいた小鳥たちが異常に少ないのが話題になりました。1/10くらいに減ったのではないかと感じるほどでした。山で出会う人の話でも、妙見山や六甲山でもほとんど鳥の撮影ができないとのことでした。日本中で起きていることのようです。地磁気の乱れが原因の可能性があるという人もいました。もちろん繁殖地の環境の変化やここ数年続いている減少傾向の続きだ、という人もいました。今のところ原因は特定できていないようです。上の写真のツグミも例外ではありませんでした。上のツグミはわたしのこの冬の初見のたった1羽のツグミです。できるだけ客観的な比較ができるように毎年行っている水辺の鳥の一斉調査で観察条件が同じだったこの三年を表にしました。

2月実施の水辺の鳥の一斉調査
(実施は2月中旬)

観察数(羽)

2009年から2010年にかけての冬

110

2010年から2011年にかけての冬

28

2011年から2012年にかけての冬

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 阪神高速の下から下流、大阪府池田市と兵庫県伊丹市との境までの間です
 この三年だけを見ると極端な減少です。ツグミの見られない冬が来るとは思えないのですが…。

 一斉調査が終わってからツグミの群れを見るようになりました。それでも数は減っているような気がします。北摂地域にやってくる時期は遅くなっているようです。2012年の春もやはり4月にはツグミの姿が見られました。

 
  ツグミの写真
2019年3月23日…大阪府池田市
   例年ツグミがやってくるのは少し遅いようです。ただし、遅くまでいます。やはりこの時期にも多くのツグミが見られました。
 
  ツグミの写真
2020年4月17日…大阪府池田市
   最近なかなかツグミは北摂地域にやってきません。その反対になかなか帰っていかないものもいます。いつもは4月中旬までは見かけます。そろそろ今年も限界かなと思います。