2010年10月6日にチョウセンイタチの糞を玄関で見つけてから、ずっとここでくらしているのかを確かめようと、毎日家に帰ってから餌を置いてみました。これまで1日だけ朝まで餌が残っていた日がありました。しかし、残っていたその日も帰宅すると餌はなくなっていました。ネコかチョウセンイタチが食べています。11日の夜、どちらかを調べるのに自動撮影のカメラを設置しました。ところが12日の朝に見ても餌は残っていました。やはりカメラがあって近づかったのだ、と思いました。しかし、撮影枚数が多いようです。出勤の前にいそいで確かめるとチョウセンイタチが写っていました。ストロボの光かシャッター音におどろいてか、あわてまくっている様子が小さなモニターの画面からでも伝わってきました。一晩のうちに何度も挑戦していました。昼にも来るかも知れないのでカメラはそのままにして出勤しました。帰宅すると餌は残ったままでした。

　動物の行動を人間の勝手な解釈をしてはいけないのですが、気持ちを想像してみました。

　勝手な解釈で申し訳ありません。

　かわいそうなので自動撮影は一晩でやめました。餌もくせになるといけないのでお礼に2-3日だけにしておくことにしました。
(※その後めったにないチョウセンイタチの行動を調べる機会なので観察を続けました。)

　でチョウセンイタチが来た時間をまとめてみました。すると…。

月日	午前・午後	時	分
10月11日	午後	9	11
		10	3
		10	5
		10	13
		11	52
10月12日	午前	3	45

　チョウセンイタチの活動の時間帯は、翌朝の4時ごろまでは続いています。チョウセンイタチがいつもこのように活動しているのか、もう一度だけ確かめてみることにしました。

　10月20日、セットをしました。ところが、午後7時5分に姿を見せたチョウセンイタチは午後7時19分には餌を持っていってしまいました。チョウセンイタチの行動の記録にはなりませんでした。自動撮影のカメラが安全なことを学習してしまったようです。

　10月22日、餌のない状態でのチョウセンイタチのようすを記録してみることにしました。

　しかし、日付が変わった23日午前0時4分に姿を見せたのは目つきの悪いネコでした。

　チョウセンイタチが姿を見せたのは23日の午前3時29分と4時5分でした。ネコがいると行動が変わるようです。

　餌の切り方を変えた日にネコとチョウセンイタチがやってきました。雰囲気が違うのか、朝まで餌は残りました。行動の様子がわかります。

11月14日	午後	6時58分	撮影開始		11月16日	午後	7時30分	撮影開始
		8時11分	チョウセンイタチ				9時17分	ネコ
		8時12分	チョウセンイタチ				9時51分	チョウセンイタチ
		10時01分	チョウセンイタチ		11月17日		0時32分	チョウセンイタチ
		11時42分	チョウセンイタチ
		11時58分	ネコ
11月15日	午前	0時10分	ネコ
		0時25分	ネコ
		0時53分	チョウセンイタチ
		3時04分	チョウセンイタチ