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ハラビロカマキリ
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2011年10月10日…大阪府池田市伏尾町
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ハラビロカマキリの名前のとおり、腹部がほかのカマキリと比べて横幅が広いのが特徴です。その翅の部分に二つの白い点の模様があります。
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2010年9月4日…大阪府池田市伏尾町
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夜、虫の観察をしているとハラビロカマキリが植物の上で獲物を食べていました。
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2009年9月5日…大阪府池田市伏尾町
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夜、ハラビロカマキリがクヌギの幹にとまって樹液にやって来る獲物を待っていました。
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2011年10月18日…大阪府池田市伏尾町
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ハラビロカマキリのメスの腹部です。真ん中に産卵管があります。
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ハラビロカマキリのオスの腹部です。真ん中に産卵管はありません。
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2010年10月10日…大阪府池田市吉田町
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何かが飛んできた。と思ったらおかしなものが地面に止まりました。前翅を開いたままのハラビロカマキリでした。飛ぶときに前の翅を固定するような仕組みになっているのでしょう。そのままとまっているようです。しばらくして走り出すと、翅が閉じていきました。
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2010年8月9日…大阪府池田市伏尾町
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ハラビロカマキリの幼虫がミカンの葉の上にとまっていました。じっとこちらを見ています。
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2008年8月26日…大阪府池田市五月山
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こちらもハラビロカマキリの幼虫です。成虫と同様に腹部の幅が広いのでほかのカマキリの幼虫と区別することができます。
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2010年10月10日…大阪府池田市桃園
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出かけようとすると地面にハラビロカマキリが死んでいました。何かにつぶされたようです。腹からはハリガネムシが出ていました。
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2011年10月18日…大阪府池田市伏尾町
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この日もハラビロカマキリが踏まれて死んでいました。ハリガネムシが出ていましたがひからびてこちらも死んでいました。
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2011年10月26日…大阪府池田市桃園
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この日もハラビロカマキリが死んでいました。そして近くにはハリガネムシもひからびていました。水生生物のハリガネムシがどのようにして町の中で寄生生活をしているのか不思議です。
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2010年10月17日…大阪府池田市東山
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ハラビロカマキリがあぜ道の横にある水路にいました。このような場所では餌はとれません。しばらくじっとしているのを見ていると、ようやく動き出しました。水路から出るのだろう、と思っていると水に流されました。ところが流されたハラビロカマキリは…。
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流されたハラビロカマキリは、水中でつかまったまま動きません。
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またハラビロカマキリが流されました。こんどはちょうど岸の近くでとまりました。しかし、上に行こうとはしません。じっとしたままです。
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もう一度流されました。仰向けになりました。草があるのに動きません。時々ぴくりと体を動かすことがあります。このままでは死ぬのを待つだけです。あまりにも大げさな空想が頭をよぎりました。「これはハリガネムシがとらせた行動かも知れない。」以前からハリガネムシが池に戻って産卵できることが不思議でした。それで思ったことです。ハリガネムシのしわざなのでしょうか…?昆虫は水の怖さを知りません。単におぼれただけなのかも分かりません。
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2007年4月29日…大阪府池田市伏尾町
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「オオカマキリとチョウセンカマキリは体が大きいのでハリガネムシを消化できるけど、ハラビロカマキリはできない。ハラビロカマキリのお腹を水につけるとハリガネムシが出てくる。」というようなことを3年生の子供が言いながらハリガネムシを見せてくれました。話の内容は聞くたびに少し違いがあるのでどの程度が正しいのかは分かりません。しかし、ハラビロカマキリとハリガネムシ、水には強いつながりがあることは確かです。
ハリガネムシは水生生物です。確かに2007年4月29日に大阪府池田市伏尾町にあるため池をハリガネムシが泳いでいるのを見たことがあります。
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2010年10月24日…大阪府池田市五月山山の家
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ハラビロカマキリの卵のうがありました。一般的に木に産まれています。この日もソメイヨシノに産まれていました。丸みのある形がハラビロカマキリの卵鞘の特徴です。
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2012年1月22日…大阪府池田市五月山
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寒い冬の日、生き物の姿はほとんど見られません。植木畑にある小屋の壁に2つもハラビロカマキリの卵鞘がついていました。
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2011年9月29日…大阪府池田市伏尾町
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何度もハラビロカマキリが飛んでいました。けっこう長い間飛び続けられます。北摂地域のカマキリの中では一番よく飛ぶように感じます。ほかの紹介を作っていいるときにハラビロカマキリの写真を探しているとこのページにはごくふつうのハラビロカマキリの写真がないことに気づきました。(後で追加をしましたが…。)ふつうの状態のハラビロカマキリです。
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2011年10月10日…大阪府池田市伏尾町
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ハラビロカマキリがオオカマキリに食べられていました。小さなカマキリが大きなカマキリに食べられることはときどきあります。
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2011年12月10日…大阪府池田市五月山
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12月10日。この冬一番の寒さでした。キリギリスのなかまを調べていると地面にハラビロカマキリのメスがいました。元気そうでしたが寒さのために手にとってもほとんど動きませんでした。
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2012年10月3日…大阪府池田市五月山
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ハラビロカマキリの飛ぶ姿がときどき見られました。よく飛ぶカマキリです。ふと見るとコガネグモのなかまの巣にかかってしまったハラビロカマキリがいました。コガネグモが近づくとハラビロカマキリが前脚で威嚇をしました。するとコガネグモはあきらめて巣の真ん中に戻っていきました。後で見ると、ハラビロカマキリはいませんでした。
少し行った場所でまたハラビロカマキリがコガネグモの巣にかかっていたようです。こちらは非常に大きなコガネグモでした。ハラビロカマキリはほとんど形が残っていませんでした。残っていたのは、腹の中にいたハリガネムシでした。
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2012年10月10日…大阪府池田市桃園
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町の中のコンクリートの壁の上にハラビロカマキリがとまっていました。秋らしい一日でした。
上の写真をクリックすると大きな画像で見ることができます。
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2013年6月13日…大阪府池田市五月山
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兵庫県のM.氏からハラビロカマキリの1齢幼虫ですと教えていただきました。ハラビロカマキリの初齢幼虫の腹が広くなっていないとは思いもしませんでした。
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2017年6月4日…大阪府池田市(飼育) |
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ハラビロカマキリの卵鞘の越冬後に孵化した幼虫です。下の写真は初齢幼虫の頭部で、上の写真は初齢幼虫のはずですが自信がないので若齢幼虫の写真としておきます。こちらは腹部が少し幅広く感じられます。 |
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2017年5月29日…大阪府池田市(飼育) |
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2017年6月29日…大阪府池田市(飼育) |
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飼育下でのハラビロカマキリですが、まだ3-4齢程度だと思います。背中の黒っぽかった部分が薄くなりました。足には若齢幼虫の上の写真と同様にまだらの模様があります。 |
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2016年9月17日…大阪府池田市五月山
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観察会でハラビロカマキリが2ひきつかまりました。終わりにハリガネムシがいるかを確かめました。一方のハラビロカマキリは腹部の先を水につけたとたん2ひきのハリガネムシが出てきました。
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2019年1月13日…兵庫県川西市黒川 |
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木の幹にハラビロカマキリの卵のう(卵鞘)がありました。ハラビロカマキリはこのような少し高めの場所に産卵をします。人の身長よりも少し高いくらいの場所が多いようです。 |
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