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「ナラ枯れ」の名前は京都の大文字山周辺に異常が起きて一般によく知られるようになりました。実際には古くからナラ枯れはあるようです。こちらのホームページに全体的な説明があります。 北摂地域でもナラ枯れは被害を拡大させてきています。2012年9月現在、大阪府池田市でも30本以上の木でナラ枯れが確認されているそうです。これまでに隣接する大阪府箕面市や大阪府豊中市でも被害の拡大が報告されていました。そろそろ北摂地域全体に被害が出てきそうです。この地域のナラ枯れについて少し触れておきたいと思います。 これまでナラ枯れには興味はあるものの実際には調べていませんでした。様子を見に行くようになったのは2012年9月からです。最初に被害木を見たのは大阪府豊中市のものです。 |
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コナラの下にフラスがたまっています。フラスというのは「カシノナガキクイムシが孔道を掘ったときに出てくる木屑や糞の混ざったもの」のことです。上の写真です。 |
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2012年9月24日、大阪府池田市五月山の被害のようすを見てきました。上の写真です。テープの巻かれているのが被害木で、被害木はコナラとアベマキでした。2012年10月1日発行の「広報いけだ第1103号」には「五月山にナラ枯れ被害」と題して五月山のコナラ・アラカシ・アベマキ・シラカシ・スダジイ・クリなどに発生しているとありました。28ページには見つけたときの連絡先も書いてありました。 |
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フラスとカシノナガキクイムシです。 |
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カシノナガキクイムシのオスです。 |
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カシノナガキクイムシに被害を受けた木を割ってみるということなので見せてもらいました。カシノナガキクイムシの幼虫です。 |
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カシノナガキクイムシの食痕です。向きによりオスの開けた穴、メスの開けた穴、幼虫が開けた穴がわかるそうです。 |
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