2015年6月22日に大阪府池田市の路上にキマダラカメムシの成虫が落ちていました。時期から考えて、「繁殖期かな…」と思いました。近くの公園のソメイヨシノなどのサクラのなかまを見ました。ところが交尾などの繁殖の行動どころか成虫すら見つかりません。
街路樹のハナミズキの方が探しやすいだろうと、散歩のついでに見ました。
繁殖期ではありませんでした。2齢〜3齢の幼虫が見られる時期でした。1本の木では、簡単に数えただけでも10ぴき以上いました。
下の写真は、22日の大阪府池田市室町での成虫です。2015年はクロナガアリが異常に早い時期に飛出をしました。1か月近く早いのです。昆虫の同好会でも、チョウなどがこれまでに経験したことがないほど早い時期に見られることが話題になっています。キマダラカメムシは最近町の中に増えた昆虫です。その昆虫の繁殖期も早くなってきているのかも知れません。
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