3年生の子供が標本を持ってきていました。グラントシロカブトとオオクワガタ、ラコダールツヤクワガタ、ヒラタクワガタが入っていました。今、生物の多様性や外来生物がよく話題になっています。ウシガエルのオタマジャクシを持ってくることは禁じられています。しかし、この標本箱の中の外来の生き物は問題にはなりません。問題にならないことが不思議です。今の日本の自然保護や自然にかかわる教育のあり方を象徴している標本箱だと思います。子供の標本箱ですが、この標本箱ができる背景は大人がつくりました。