この時期、土が積もった場所には次々とスズバチがやってきます。巣の材料にする土を運んでいるのです。ただし、土の湿り方か何かでよく集まる場所と、素通りをしてしまう場所があります。

　土を丸めたスズバチは、口と前脚で丸めた土を抱えて飛んでいきます。あっという間に見えないところまで飛んでいきます。

　土を集めに来たスズバチが出会うとにらみ合いをします。それだけではありません。土を集めているスズバチを見つけると体当たり？(そのように見えます。)をします。写真の右上が体当たりをしたスズバチ、下が体当たりをされたスズバチです。体当たりをされると完全にひっくり返ります。きちんと体勢を立て直して土を集め始めるまで数秒かかります。なぜこのような行動をとるのか不思議です。きっと意味があると思います。

　スズバチが巣作りをしていました。巣はほぼ完成しそうな状態になっていました。これだけの土を運ぶには、いったいどれくらいの期間がかかったことでしょう。

　水辺のサクラタデにスズバチが吸蜜に来ていました。いつもは泥を運んでいるイメージしかないのですが、長い時間吸蜜を続けていました。

　この日もスズバチがサクラタデに吸蜜に来ていました。泥を集めていた時のようにほかのスズバチが体当たりをしていました。不思議なハチです。
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