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アカホシテントウ
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2012年11月19日…大阪府箕面市
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箕面の滝道を歩いているとアカホシテントウが橋の手すりにとまっていました。どちらかというと山の中で出会うことの多いテントウムシだと思います。※と書いていましたが大変なかん違いでした。
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2013年5月26日…大阪府大阪市長居
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ウメの木を見るとたくさんのテントウムシが羽化をしていました。このようすを見て、はっと思い出しました。かつて大阪府池田市大和町に勤務していたころ、いつもこの幼虫を見ていたのです。しかも2〜3年に一度くらいは羽化も見ていました。これがアカホシテントウだったことすら忘れてしまっていました。何も山にすむテントウムシでも何でもありません。市街地にもあたり前のようにいます。特にウメの木につくタマカタカイガラムシをよく食べるテントウムシなのです。
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後翅がようやくのびきった状態のアカホシテントウです。ウメの木には多くの羽化殻や蛹、タマカタカイガラムシが食べられた跡と思われるものがついていました。
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近くのウメの葉には典型的なアカホシテントウらしい模様の成虫がとまっていました。この日の撮影会の講師、写真家のI.先生の話しでは、アカホシテントウは脱皮殻の中で蛹になるという変わった性質があるそうです。そういえば、多くの脱皮殻に混じって動かない大きな幼虫がいます。もっと面白いことには、夏眠も冬眠もするそうです。夏眠のときにも10ぴきくらいが集まっていることがあるそうです。その上、薬剤を散布されたウメではこのカイガラムシやアカホシテントウが見られるのに、農薬を散布しないようにするとこれらの生き物も見られなくなるそうです。反対のような気がしますが生き物の微妙な生態系を教えてくれているような気がします。今日はたくさんの不思議を教えていただきました。
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2013年5月27日…大阪府池田市鉢塚
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近くでアカボシテントウが発生していないか探してみました。古い羽化殻が少し見つかっただけでした。しかし、発生はするので条件によっては多く見る機会があるかもしれません。
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2013年5月28日…大阪府池田市鉢塚
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今日もアカホシテントウを少し探してみました。観察には十分な数がいました。10日ほど前だと羽化が多く見られて面白そうな感じでした。
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2013年5月29日…大阪府池田市鉢塚
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ほとんどのアカホシテントウは1ぴきだけで葉について動きませんでした。このアカホシテントウだけアブラムシの脱皮殻のようなもののある場所に来て口を動かしていました。
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葉の上にいるアカホシテントウに見とれていると、その陰にある羽化殻の場所にシマサシガメがやって来ました。何度も往復をしていましたが、すべて羽化ずみです。テントウムシのなかまを食べる生き物は少ないはずです。来年はこのような場面に出会えるでしょうか。アカホシテントウを食べるのでしょうか…?
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2014年5月3日…大阪府大阪市長居植物園
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いつも蛹が羽化をするころ、または羽化後の時期にアカホシテントウを見ていました。ちょうど長居植物園でアカホシテントウの成虫を見たので、幼虫がたくさんいそうな場所を見に行きました。上の写真です。動かないのですでに中で蛹になっているのかなと思いました。するとほとんど同じような大きさで歩いている幼虫もいました。ちょうど蛹になる時期のようです。中では前蛹のものもいそうです。ただし、ここは採集禁止なので、また別の場所で観察することにしました。もう少し探してみると下の写真のように3齢前後かなと思われるアカホシテントウの幼虫がタマカタカイガラムシを食べていました。このウメの木では何度か産卵されているようでした。
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2014年5月11日…大阪府池田市鉢塚
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大阪府池田市内のアカホシテントウのようすを見てきました。羽化後の殻も一部で見られました。幼虫や前蛹が見られ、しばらくすると羽化が見られそうでした。
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2015年5月17日…大阪府池田市室町
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数か月前から目をつけていたタマカイガラムシがついているウメの木を見ました。アカホシテントウの蛹がついていました。まだ、今年(2015年)は羽化していないようです。
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2020年6月4日…大阪府池田市八塚 |
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まだアカホシテントウが話題になっているので探しました。結果は、すべて羽化殻。遅すぎました。地域によっては、まだ羽化している場所もあるようなのですが。 |
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2020年6月4日…大阪府池田市八塚 |
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タマカイガラムシはまだ多く残っているようでした。幼虫の食べ物です。 |
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