1.
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自分の好きなこと・身近なことから始めよう…!!!
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「あなたは、理科がすきですか? 社会科かな? 家庭科かな…? それとも…。」
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好きなことなどで話をしていると、「昆虫が好き」・「植物が好き」・「カブトムシを飼っている」などの返事が返ってきます。何もないという人はめったにいません。
人によっては、「この前、月食があったので『月と星』を調べてみたい。」・「近くに公園があるから公園を調べてみたい。」・「教科書にバリアフリーってあったけど何か分からなかった。」などの返事も返って来ます。
これだけでも、テーマはいくらでも見つけられます。
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2.
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好きなこと・身近なことをよく見よう…!!!
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たとえぱ…「カブトムシを飼っている」…だけでは研究がすすめにくいですね。
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よく観察してみてください。「いくつ卵をうむのかな…?」・「卵には、大きさの違いがあるのはなぜかな…?」・「幼虫のオスとメスを区別するにはどうすればいいのかな…?」・「いつごろまで成虫は生きられるのかな…?」・「どうして頭を蜜に入れてもおぼれないのかな…?」・「どうしてカブトムシの成虫は水をはじくのかな…?」・「どうして〜〜〜…?」きりがないのでこれくらいにしておきます。体全体を使って調べてください。見えるもの・聞こえるもの・におえるもの・味わえるもの・さわれるもの…あなたの五感をせいいっぱいいかしてください。
よく見ていると、「なぜだろう」・「ふしぎだなぁ」・「めずらしいなぁ」と思うことがたくさんあります。その中から自分で調べられそうなものを選んでみてください。
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「バリアフリーって何だろう」…思っているだけでは研究になりませんね。
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まず、身近な人に話を聞いてみましょう。本でも調べてみましょう。そして、それをまとめるのではなく、自分の身近なところを調べてみましょう。
学校の先生は、校外学習の下見のときに、目的地まで行く間にこまることがないかを調べます。車椅子(くるまいす)を使うときは、「道の段差(だんさ)」・「道に小石がどれくらいあるか」・「トイレ」・「階段」・「通路の幅」・「エスカレーター」などを調べていきます。そして、どの道や駅を通るかを決めます。
最近は、いろいろなくふうがされています。池田駅には、「エレベーター」があります。石橋駅にはありません。ふつう、このような駅では駅員さんに手伝ってもらいます。だれに手伝ってもらってもいいのですが、なぜか駅員さんになってしまいます。でも、この石橋駅にはすごいものがつけられています。他の駅にもあるのでしょうね。
しかし、それでもやはり大変です。「車椅子を使う人が自分で行ける」には、まだまだ十分とはいえません。『自分で車椅子に乗って出かけてみてください』・『車椅子に乗った人といっしょに出かけてみてください』…車椅子だけではありませんね。自分の家族や親戚(しんせき)の人や学校や近所の友だちのことも考えてみましょう。
たくさんのふしぎが見つかります。
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3.
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「なぜ」・「かな」・「でも」・「きっと」…自分で考え、人と話をしてみよう…!!!
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「ふしぎだなぁ」…と考えているだけでは、研究は深まりません。
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他の人と話をしていると、これまで気づかなかったことなどが見つかります。そして、前の4つの言葉(「なぜ」・「かな」・「でも」・「きっと」)を頭の中で自分に聞き直してください。友だちと相談するときもいっしょです。
『どいう方法があるのか』・『どのような解決の方法があるのか』…いろいろなことが分かってきます。そして、分からないときなどは、もう一度調べに行きましょう。
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このように考えるには練習が必要です。練習方法は…『何度もこれを繰り返すこと』
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