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2004年の9月です。

 

 

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大阪府池田市桃園(猪名川)

 猪名川の河川敷にカヤネズミを探しに行きました。「カヤネズミを探す」よりも「カヤネズミの巣を探す」と書いた方が正確かも知れません。何しろ巣はいくらでも見つかるのですがカヤネズミを見たことはこれまで二度しかありません。しかし、そのうちに姿が見られるかも知れないと思いあきらめずに時々出かけています。家から10分もかからないので行くこと自体は簡単です。

 この日も巣を三つ見つけました。やはり巣の近くで待ちましたが姿は見られません。かわいい姿を写真におさめたいものです。

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大阪府池田市豊島北(北豊島小学校)

 休憩時間に一年生の女の子が職員室横のニラの花に来ているツマグロヒョウモンを追いかけていました。時々指で触れているようでした。ツマグロヒョウモンはゆったりと飛びます。マダラチョウ科のチョウに擬態(ぎたい)しているからと考えられています。体の中に毒を持つマダラチョウ科のチョウに擬態することによって鳥などにおそわれることが少ないのでゆったりと飛びます。

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大阪府池田市豊島北(北豊島小学校)

 学校の樹木にイラガの仲間の幼虫がいました。一種類ではないようです。イラガはよく知られていますが、けっこうきちんと幼虫の種類を同定するのは難しいのです。

 紹介のページを作っておきましたがひょっとすると同定を誤っているかも知れません。

【アオイラガ・ヒロヘリアオイラガ】

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大阪府池田市桃園(猪名川)

 河川敷で秋の鳴く虫を観察しました。キリギリスの仲間のウスイロササキリとツユムシがふつうにいました。

 図鑑の紹介を追加しておきました。

【キリギリス・コオロギの仲間】

 この時期、ヒメアカタテハの幼虫が多く見られます。ヨモギの葉に酢を作っているので一目で分かります。産卵中のヒメアカタテハのめすも目撃できました。河川敷でヒメアカタテハが多いのに対して、町の中ではツマグロヒョウモンが目立ちます。20〜30年ほど前まではめったに見られないチョウだったのですが、今では最もよく見られるチョウの一種になっています。

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兵庫県三田市有馬富士

 宝塚の自然観察クラブの秋の鳴く虫の観察会で講師をたのまれたので行って来ました。鳴き声を聞いたり、姿を見たコオロギの仲間は、エンマコオロギ・ツヅレサセコオロギ・ハラオカメコオロギ・ミツカドコオロギ・マツムシ・アオマツムシ・カンタン・ヒロバネカンタン・シバスズでした。キリギリスの仲間は、セスジツユムシ・ホシササキリ・キリギリスでした。

 集合場所の伊丹山荘ではクサキリとスズムシがいました。

 図鑑の紹介を追加しておきました。

【キリギリス・コオロギの仲間】

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大阪府池田市伏尾町

 池田・人と自然の会の秋の鳴く虫の観察会で講師をたのまれたので行って来ました。鳴き声を聞いたり、姿を見たコオロギの仲間は、エンマコオロギ・ツヅレサセコオロギ・ハラオカメコオロギ・モリオカメコオロギ・アオマツムシ・カンタン・スズムシでした。この場所ではスズムシは初めてでした。1ぴきだけでした。キリギリスの仲間は、ハヤシノウマオイ・セスジツユムシ・クツワムシでした。前後に雨が降ったためか種類が少なかったのが残念でした。

 今回は、セスジツユムシ・カンタン・クツワムシの写真が撮れたので鳴く虫の図鑑で紹介しておきます。

【キリギリス・コオロギの仲間】

 

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