かんぜんへんたい」と「ふかんぜんへんたい

漢字(かんじ)では完全変態不完全変態と書(か)きます。
むずかしそうな言葉(ことば)ですね。

でも、昆虫がすきなあなたはきっと知(し)っていることなのです。

たとえば…「セミ」と、「チョウ」・「ナナホシテントウ」をくらべてみましょう。

クマゼミの幼虫(ようちゅう)

クマゼミの蛹(さなぎ)?

クマゼミの羽化(うか)

クマゼミの成虫(せいちゅう)

木の根(ね)からしるをすいます

蛹を見たことはあるかな

幼虫から成虫へ…?

木の幹(みき)からしるをすいます

ゴマダラチョウとオオムラサキの幼虫

キチョウの蛹(さなぎ)

蛹から成虫へ(ナナホシテントウ)

ツバメシジミの成虫

春から秋までエノキの葉(は)をたべます

ふつうは、じっと動(うご)きません

幼虫のときとは、ぜんぜんちがう形(かたち)になりました

ツバメシジミの成虫は、おもに花のみつをすいます

完全変態」をする昆虫は「蛹(さなぎ)」のときがあります。でも、「不完全変態」をする昆虫は「蛹(さなぎ)」のときがありません

蛹(さなぎ)のときがあるかないかの違(ちが)いが、わかりましたか。

でも、両方(りょうほう)をくらべるともっと大切(たいせつ)な違(ちが)いがあるのがわかりますか…?

次(つぎ)のページを見る前(まえ)に、自分(じぶん)の思(おも)ったことをメモしておきましょう。



できましたか。

では、その違いとは…