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オオシママドボタル(ヤエヤママドボタル)


オオシママドボタルの成虫
2016年11月12日…沖縄県竹富郡西表島

 オオシママドボタルは、日本では最も大きなホタルてす。対馬にいるアキマドボタルも同じくらいです。南方の沖縄県などに生息します。よく似たツシマアキマドボタルは近い種類だそうです。秋の終わりから春の初めに成虫がいます。メスは翅が退化しており、ホタルとは思えません。

オオシママドボタル成虫の写真
2016年11月11日…沖縄県竹富郡西表島
 シダにとまったオオシママドボタルのオス成虫です。
オオシママドボタルの写真
2018年11月9日…沖縄県石垣島
 町の中のホテルの壁に止まっていたオオマドボタルです。
オオシママドボタルの写真
2016年11月13日…沖縄県竹富郡西表島
 オオシママドボタルのオスを横から見た写真です。
オオシママドボタルの写真
2016年11月13日…沖縄県竹富郡西表島
 ガードレールに張られたクモの糸にオオシママドボタルがかかって死んでいました。
オオシママドボタルの写真
2016年11月12日…沖縄県竹富郡西表島
 袋に入れて腹部のようすを見てみました。白い部分が発光する場所です。
オオシママドボタルの発光
2018年11月9日…沖縄県竹富郡西表島
 室内でのオオシママドボタルの発光のようすです。
オオシママドボタルの幼虫の写真
2012年7月22日…沖縄県竹富郡西表島
 道の上を歩くオオシママドボタルの幼虫です。
オオシママドボタルの幼虫の写真
2019年10月30日…沖縄県竹富郡西表島
 道路を歩くオオシママドボタルの幼虫です。
オオシママドボタルの幼虫の写真
2019年10月31日…沖縄県竹富郡西表島
 落ち葉の上を歩くオオシママドボタルの幼虫です。
オオシママドボタルの幼虫の写真
2012年7月22日…沖縄県竹富郡西表島
 靴の大きさと比べるとオオシママドボタルの幼虫の大きさがよくわかると思います。
貝を食べるオオシママドボタルの幼虫の写真
2015年12月3日…沖縄県竹富郡西表島
 オオシママドボタルも幼虫は陸生貝類(カタツムリ)を食べます。上の貝の種類は不明ですが、下の貝はオキナワウスカワマイマイです。全国にいるウスカワマイマイの亜種です。下の場所は歩道の上です。道路の分離帯にオキナワウスカワマイマイの好きな植物があると多量に貝が発生します。それを食べに行きます。
オキナワウスカワマイマイを食べるオオシママドボタル幼虫の写真
2017年11月9日…沖縄県竹富郡西表島
オオマドボタルの蛹の写真
2019年12月20日…沖縄県竹富郡西表島産
 2019年12月18か19日にオオシママドボタルの幼虫が蛹化しました。蛹を見るのは初めてです。ぜひメスの成虫が見たいのですが。野外ではめったに見つかりません。
オオシママドボタルのメスの成虫の写真
2019年12月23日…沖縄県竹富郡西表島産
 23日、3頭目に蛹化したオオシママドボタルの蛹です。こちらは幼虫の時は大きくてよく動いていたのですが、あっという間に蛹になりました。最初の幼虫と比べると色が違い、翅になる場所も色が全く違いました。

 と思ったのですが次に世話をしたときに蛹ではないことに気づきました。これはオオシママドボタルのメス成虫でした。
オオシママドボタルのメスの成虫の写真
2019年12月25日…沖縄県竹富郡西表島産
 上下の写真は同一のものです。これまで地面にいたものが上にでていました。それまではずっとオオシママドボタルの蛹だと思っていました。形が違う、翅の部分が黒いなどで変わっているなとは思ってはいました。3対の脚と触覚が見えます。
オオシママドボタルのメスの成虫の写真
2019年12月25日…沖縄県竹富郡西表島産
オオシママドボタルのメスの成虫の写真
2019年12月25日…沖縄県竹富郡西表島産
 こちらも上下は同じ写真です。オオシママドボタルのメスの歩いている写真です。頭部をあちこちに動かして触覚の動きもしっかりとしていました。
オオシママドボタルのメスの成虫の写真
オオシママドボタルのメス成虫の写真
2019年12月26日…沖縄県竹富郡西表島産
 オオシママドボタルのメスの写真をきれいに撮り直しました。腹部が大きくて柔らかく感じます。
オオシママドボタルのメスの写真
 マスの長さは5mmです。
無事に羽化したオオシママドボタルのメス成虫の写真
2020年1月19日…沖縄県竹富郡西表島産
 最後に羽化したオオシママドボタルのメスです。蛹の時に幼虫のときの皮を頭部にかぶっていましたが無事にきれいな成虫になりました。羽化は1月15日前後です。

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