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ヤモリ

 2006年9月25日、職場の人の家にヤモリ(ニホンヤモリ)が入り込んだそうです。

 池田市桃園周辺などヤモリを見る機会が少なくなった地域もありますが、郊外ではよく見られるは虫類です。

室内に入り込んだヤモリ
2006年9月25日…兵庫県猪名川町伏見台

門灯に来たヤモリ
2006年8月26日…兵庫県川西市

 夜、街灯などに集まります。垂直な壁もかんたんに上っていきます。

壁にとまるヤモリ
2006年9月2日…池田市伏尾町

マットの下にいたヤモリの子ども
2006年9月1日…池田市豊島北

 2006年9月1日、そうじをしていると子ども達がヤモリの子どもを見つけました。足ふきマットの下から出てきました。全部で3びきもいたそうです。この近くで繁殖したようです。

 子どもにいじめられたカメを助けると竜宮城に行けるそうですが、子どもにしっぽをひっぱられたヤモリを助けるとどうなるかは知りません???

ヤモリはイモリではありません…!!!

林床を歩くイモリ
2006年9月10日…兵庫県川西市黒川

 「ヤモリ」と「イモリ(アカハライモリ・ニホンイモリ)」を間違われる方がおられます。

 これまで紹介してきたのが「ヤモリ」、左の写真が「イモリ」です。ふだんイモリは水の中で生活をすることが多いのですが、湿り気が多いときには草の中などを歩いています。お腹が赤いので「アカハラ」と呼ばれることもあります。

 ヤモリは「は虫類」、イモリは「両生類」でまったく異なる生き物です。

 子どものころから、「ヤモリは『夜(や)もり』、イモリは『井(い)もり』と覚えていました。ヤモリは夜にいるので、イモリは井戸などの水の中にいるので、このような覚え方をしました。このように覚えると区別がしやすいだけで、イモリはふつうの井戸の中にはあまり多くはいないと思います。

 ヤモリは漢字で、「守宮、家守」です。イモリは、「井守」です。

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