((成虫の飼いかた))



成虫を飼い始(はじ)める時期(じき)


・もちろん、成虫を手に入れたときが、飼い始める時期です。
に手に入ったときは、飼育(しいく)ケースなどにクワガタ用のマットを半分(はんぶん)以上(いじょう)入れてうめておき、春が来るのを待(ま)ちましょう。マットは、少ししめらせて、家の中の最(もっと)も寒(さむ)い場所(ばしょ)か、どうしても中で飼えないときは、家のそとの北側(きたがわ)で太陽(たいよう)の光(ひかり)や雨が直接(ちょくせつ)あたらない場所に置(お)いておきます。ゴールデンウィークのころにクワガタ用のゼリーなどを入れておくと出てきます。出できたら、次の「成虫を飼うときに用意(ようい)するもの」からあとを見てください。
春から秋に飼い始めるときは、次から見てください。



成虫を飼うときに用意(ようい)するもの

飼育ケース
クワガタ用マット
枯れた木

成虫のえさ
えさ台

・上の写真のように飼育ケース・クワガタ用マット・しいたけなどを栽培(さいばい)したあとの木・成虫の餌(えさ)を用意(ようい)します。もちろんかわりに使えそうなものは工夫(くふう)してみてください。
・枯(か)れた木は、ペットショップなどで売(う)っています。しいたけを育(そだ)てたあとの木が大部分(だいぶぶん)です。しいたけを育てている人にもらうこともできます。また、山などで枯(か)れた木を探(さが)す人もいます。ただ、山の木をとると自然のクワガタムシの生活する場所を減(へ)らすことになります。



飼うときの準備(じゅんび)のしかた

・マットをしめらせます。
・ギュッとにぎっても水が落ちないように、しめらす程度(ていど)で…。




・マットを1cmほど入れます。

 



・木を入れます。
・この木はマットの中にうまります。



 



・マットを入れて木が動かないようにします。



 



・もう一本木を入れて、マットで動かないようにします。



 



・餌の台やバナナ、ゼリーなどを入れます。



 



・はい、できあがり。必(かなら)ず、しっかりとした蓋(ふた)をしてください。逃(に)げられて悲(かな)しんでいることが何人もいました。
・これは、あまり大きくない飼育ケースでの説明です。もう少し大きめの入れもので、2本くらい木をうめたほうがよく産卵(さんらん)します。







餌(えさ)の種類(しゅるい)と与(あた)えかた


・写真(しゃしん)のようなものを用意(ようい)します。
・餌はクワガタ用のゼリーとバナナ、ラードを使っています。バナナのかわりにリンゴをあげている人も多(おお)いようです。スイカは水分(すいぶん…水)が多すぎるのであまり使われません。
・専門的に飼っている人は、ラードのかわりにカブトムシの蛹(さなぎ)をメスに与(あた)えています。卵をたくさん産(う)ますためだそうです。



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