ホーム 》 身近な野草や樹木を観察しよう…!!! 》 ムラサキカタバミ・イモカタバミ
カタバミ科
ムラサキカタバミは校庭や道端などにごくふつうに見られます。
子どものころ、花をぬいて茎をしがみました。すっぱい味がします。いろいろな遊びにも使いました。でも、このようにたんさん咲いているのはあまり見ませんでした。
子どものころ花のついている茎の部分をしがみました。すっぱい味がします。
葉のつけねの茎の部分をひっぱり、すじを残して「すもう」もしました。ひっぱってみたところすじが残りません。時期によってできるときとできないときがあるのでしょうか。
ムラサキカタバミとそっくりな花にイモカタバミがあります。最近本で読んでいたのに気づいていませんでした。
花で区別をするときには、おしべのやくを見ます。ムラサキカタバミは白ですが、イモカタバミは黄色です。仕事のときは細かなところまで撮影できるデジカメは持ち歩きません。大きくしても左のようにはっきりしませんでした。
身の回りにはどちらのカタバミがあるのでしょう。調べてみることにしました。
大阪府豊能郡豊能町に出かける用事がありました。能勢電鉄の終点、妙見口の辺りはのどかな農村の光景が広がります。
そばを流れるみぞにはムラサキカタバミが見られます。
花はさほど多くついていません。おしべのやくは白です。
引率で大阪府池田市城南にある府営住宅の横の道を歩きました。フェンスの下はお花畑のようです。このようにみごとに咲くのはイモカタバミでしょう。
が、アップの写真を撮っている余裕はありませんでした。
休みの日に花の写真を撮ってきました。おしべのやくは黄色です。イモカタバミです。
2006年12月5日、大阪府池田市城南にイモカタバミがたくさん咲いていました。
以前から時々観察している場所です。
このような時期に咲いているとは思いませんでした。驚きました。
6月、いろいろな場所でムラサキカタバミやイモカタバミが咲いています。咲いている場所には少し違いがあるようです。どうしてこのような違いがあるのでしょう。